長野本社ディレクター／デザイナーのかもがわです。

家のテレビが14、5年ぶりに新しくなりました。
当時すでにマイノリティだったプラズマテレビを買うくらいですから割と画質を気にする方で。有機ELが欲しかったんですが、高くて液晶テレビのちょっと良いグレードのものにしました。
それでもやはり隔世の感はあります。とくにYOUTUBEの4K映像はすごい綺麗で、世界の風景動画をじーっと眺めて癒されています。ハワイとか。スイスとか。

テレビ離れと言われていますが、YOUTUBEもアマプラなどもボタンひとつで見れるので、大画面モニターとしてあった方が楽しいですね。
「テレビ番組離れ」として考えると「自分の時間を番組に合わせる」と「何の番組がやるのかテレビを見てないと知らない」と言う点は、もう時代と合ってないんだろうなと思います。じつは面白いものや興味をひく番組があっても、観ない→知らない→観ないの負のスパイラルですので、これからは番組のCMがウェブ上で出てくるのかも知れないですね。もうありますか？
「自分の時間を番組に合わせる」点は「リアタイ」を共有する価値が逆にウェブやSNSの発展で見直されていますので、良い場合もありますね。いそがしい世の中です。

個人的にはテレビ視聴オススメです。特にCM。googleのパーソナライズド広告のように、こっちの趣味や住所・年代・性別などなど個人情報から先回りして、興味の範囲の広告ばかり出されるウェブと比べ、一方的に投げかけてくるテレビは、散歩や旅行と同じで、出会いや気づきがあるからです。デザインだったりトレンドだったりが見えるし、時代の空気みたいのも感じます。CMは今のトップクリエイター達のマーケティング、デザインやコピーなどトレンドが詰まっているので部分的に注意してみてみると結構おもしろいです。