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一冊の絵本に救われました

こんにちは。長野本社デザイナーのM.Y.です。

先月、新型コロナウィルスに感染してしまいました。
喉の痛み・違和感から始まり、数日後に微熱と咳が...。
ついに「まさか...」が現実になりました。

私の陽性が判明した次の日に夫と子供2人のPCR検査を行い、結果は全員陰性。
家庭内で感染を広めるわけにはいかないので、家族と陽性の私は隔離しなければいけないのですが、
子供は5才と3才...完全に離れて生活できるわけがありません。

私自身の症状は軽症だったのですが
(とはいえ10日の療養期間では咳がなかなか治まらず、数日療養期間延長になりました)
それが一番辛く、大変だったことです。

保健所からの指導で、常にマスクを付け、こまめな換気や
子供と関わるときには必ず手を消毒し、できることをやりながら生活しました。
ただ、なかなか難しいのが、寝かしつけでした。
我が家では、毎晩子供2人がぴっちりと私の両隣にくっついて
絵本を読みながら眠りにつきます。
父親とは全く寝る気配がなく、仕方なく私が寝かしつけます...。
コロナを移してはいけないし、喉は痛いわ咳は出るわで声を出すのも辛く...。

そんなときに絵本『おおきなかぶ〜』に助けてもらいました。

みなさんおなじみの「おおきなかぶ」というお話がありますが
こちらの『おおきなかぶ〜』は、作者ガタロー☆マンさん独自の解釈を加えられたお話です。
内容は読んでいただいてのお楽しみですが、
子供たちが大好きな「ぶ〜」だったり、キャラクターたちの表情だったり、
うちの子供たちには大喜びの絵本でした。

しかも!絵本には二次元コードがついていて、
人気の声優さんによる読み聞かせの音声が聞けるんです!

声優さんはお2人なのですが、キャラクターやシーンによって声色が全く違い、さすがプロです。
これがまた楽しくて、子供たちは大喜び。
声を出せなかった私を救ってくれました。
本当にありがたかったです。

これはある意味ユニバーサルデザインな絵本ではないでしょうか。

困っている人を救えるようなものづくりができたらいいな。
と感じたコロナの療養期間でした。
子供たちはその後も毎日のように『おおきなかぶ〜』を楽しんでおります。

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