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桜と出会う

長野本社の A.S です。

朝晩まだ肌寒い長野にも桜は咲き始めました。咲き始めたなと思ってウカウカしていると、あっという間に過ぎ去っていくのが桜の季節。この春どこで感動と出会えるか、毎年この時期心がザワザワします。聞くところによると桜が咲くことで得られる日本の経済効果は1兆円を超えるとか。

長野県は南北に長いので北と南では開花の時期が大きく異なります。さらに上にも長いので標高を上げると5月半ばでもまだまだ見事な桜を見ることが出来ます。「人」も「桜の季節」も長寿なのです。特に後者は「日本一」ではないかと私は思っています。

桜は咲いているだけで美しい。春が来たと感じます。都会から訪ねてきた知人などから、長野の桜はどこがおすすめ?と聞かれることがよくあります。どう応えていいものか迷います。樹齢数百年の見事な一本桜や枝垂れ桜の美しい古刹もたくさんあります。どこもみな素敵です。そんな中、私が選択の拠り所にしているのが花と借景との関係性です。花は同じでも周りの環境に長野的魅力が合わさり、重なれば人はそこをより感動的に感じるはずです。

借景を「残雪の山々」とすることもお気に入りです。とりわけ近場ということもあり小川村の桜を紹介することも多いです。小川村では村内のあちこちで残雪の北アルプスを借景とした感動的な桜を見ることが出来ます。とりわけ番所の桜山ではベニシダレザクラ「番所の桜」や樹齢伝承300年のエドヒガンザクラ「立屋の桜」をはじめ、多くの桜が残雪を借景に見事なまでに咲き誇ります。今年は昨年に比べ、開花が遅れているそうなので4月20日過ぎが見頃かな。ぜひ訪ねてみてください。

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