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28年を経て、静かに輝き続ける「長野五輪の記憶」

長野本社のW.Y.です。

先日、ミラノ・コルティナ冬季五輪が閉幕しました。 日本勢は史上最多24個のメダルを獲得! 連日メディアで報じられるメダリストたちの活躍に、日本中が沸きました。

そんな華やかなニュースを見ながら、私の心に深く刻まれているのは、やはり1998年の「長野五輪」です。 ジャンプ団体戦の様子は今大会の放送でもたびたび流れました。 原田選手が発した「船木~!」の声は、みんなの願いと共鳴し、金メダルが決まった瞬間の熱い記憶を呼び起こされた方も多いのではないでしょうか。

あれから28年。メイン開催地だった長野市内には、今も当時の競技場やモニュメントが数多く残されています。 なかでも特別な存在なのが、開・閉会式の舞台となった長野オリンピックスタジアム(南長野運動公園)にある聖火台(実物)です。日本古来の「篝火(かがりび)」をモチーフにしたメッシュ構造のデザインは、今も五輪カラーの面影を残しながら、静かに佇んでいます。 

この聖火台には、作者である情報彫刻家・菊竹清文(きくたけきよゆき)氏の、大会後の「未来」を見据えたメッセージプレートがはめ込まれています。

<メッセージプレートより抜粋> 「燃え上がる炎は風に揺らぎ、刻々と変化し、五輪カラーの銅製の彫刻や太陽や照明の光が、内側チタンの鏡面に煌めきあって映り込み、華やかな祭典を彩ったのです。 やがて、彩色は薄れ、銅が金属本来の変色を見せながら、オリンピックの想い出が、新たな感動となって、人々の胸に蘇り、永遠の時を刻み続けるでしょう。」

作者の言葉通り、鮮やかだった五輪カラーは少しずつ落ち着いた色合いへと変化し、歴史の深みを感じさせるモニュメントへと姿を変えています。 

「古びていく」のではなく、「想い出と共に熟成していく」。そんな時間の経過さえも作品の一部として組み込んだ作者の深い眼差しに、いちクリエイターとして敬意を感じずにはいられません。

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