
悲しい思い出
こんにちは、長野本社のM.Tです。
先日、土蔵の中にある不用品の整理をしました。
またいつか使うかも、後でまとめて捨てるまで保管しておこう、といった事で溜まってしまった昭和感漂う蛍光灯や椅子などの不用品の奥に、小説・単行本と書かれた段ボールが出てきました。
箱を開けると、もうとっくに捨てたと思っていたキャッツ・アイの単行本が出てきて、懐かしさのあまりページをめくっていると、子供の頃の悲しい思い出が蘇ってきたのです。
小学校5年生頃に、県内に新しいテレビ局が開局すると言う話を聞き喜んだのですが、開局したチャンネルがなぜか映らない!! 親の話によると、山間の地域だからサテライトアンテナが出来ないと見ることができないと言う絶望的な答えが返ってきてしまい、毎週楽しみにしていたドラえもんも見ることが出来ず、中学生の時にキャッツ・アイのアニメも始まったのですが、テレビ画面の砂の嵐の中から聞こえてくるセリフを聞きながら、話の内容をイメージしていた時の事や、新聞のテレビ欄には番組表があるのに、その番組を観られないという悲しい思い出が鮮明に蘇りました。