
あんぱん
長野本社のかもがわです。
世の中の流れ同様テレビをあまり観なくなっていますが、10年以上ぶりに朝ドラ「あんぱん」を通して観ました。
これまで完走したものは「ちりとてちん」と「あまちゃん」だけです。どちらもとっても面白いです。「ちりとてちん」は2007年の作品で、オープニングムービーがめちゃくちゃ格好良くて美しくて衝撃を受けました。あれから18年経ってますので今観ればそこまででは無いのかもですが、毎回釘付けで観ていました。 貫地谷しほりさんが上方落語に入門する話でおすすめです。
で「あんぱん」ですが、その名の通りアンパンマンの作者やなせたかしさんの妻である小松暢さんがモデルになっています。あんぱん評は置いといて、やないたかしさんのアンパンマンはかなり遅咲きです。
1988年発表からアニメ化で人気になるまで期間が15年あり、発表時で54歳、アニメ化の時で69歳。漫画家として売れたのは超遅咲きです。ただそれまでにマンガの代表作は無くとも、詩や歌詞、絵本などで輝かしい実績があるので、下積みと言う感じではありませんが、69歳で花開くと言う話はいいですね。
あと余談ですが、やなせたかしさんは日本の自治体のキャラクターとかを沢山制作されていて(私の地元の佐世保バーガーのキャラもそうです)それらをよく無償で作っており、本人の人の良さではあるんですが当時のイラストレーターの方々は有名人に無料で制作されてしまうのを苦々しく思ってたのを聞いたことがあります。手塚治虫氏がアニメ制作費用の標準を低くしてしまった話と似てますね。