「笑い」と「デザイン」
長野本社のT.K.です。
お笑いコンビのバナナマンが好きで、暇さえあればコントライブの映像を観ています。
テレビのイメージが強い2人ですが、
個人的にはライブこそが一番の魅力だと思っています。
彼らの単独ライブは、どこかオシャレでかっこよく、
独特の世界観がとても魅力的です。
そして今の仕事柄もあってか、作り手側の視点で見るとより魅力に気づかされます。
二人がデビューした1990年代頃のお笑いライブといえば、
小さな劇場が中心でチケット代も手頃。
観客の多くはコアなファンや業界関係者で、
宣伝や演出に大きな予算をかける時代でもありませんでした。
ライブは華やかな"ショー"というより、
ネタを磨き、次のチャンスをつかむための現場だったと言われています。
そんな環境の中で彼らのライブでは、
当時普及し始めたMacが制作に取り入れられ、
ネタの中身だけでなく、"見せ方"や外側の部分にも強く拘ったようです。
ライブごとのコンセプト設計、
映像や音楽を取り入れた演出、
単なる告知ではなく世界観への入口として機能するチラシデザイン。
それまでの常識とは異なる、
ライブ全体を通したトータルブランディングにより、
ひとつの「作品」として価値を高めていきました。
そうして作り上げられた世界観に、自然と引き込まれていました。
学生時代にたまたまテレビで見たことがきっかけですが、
今でも大好きな芸人です。
(この記事を書いている最中に日村氏の休養が発表されました。
少し驚きはありますが、またライブの空気に触れられる日を静かに待ちたいと思います。)



