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image2023/05/10

"信州の癒し"をカタチに。 葉っぱの絆創膏をつくりたい。

Project Member/Y.Miki Y.Satoh

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昨年、社内の女性社員が集まり、新しい企画やアイディアを出し合い、それをカタチにしていく、というプロジェクト「Shrimp」がスタートしました。

そこで、以前からつくりたかった"葉っぱの絆創膏"を商品化することになりました!

今回はそのきっかけについてお話したいと思います。

デザインができるまで

“葉っぱの絆創膏”は、長野県デザイン振興協会のデザインコンペ「LIFE DESIGN信州 2013」に応募し、デザイン提案部門賞とユニバーサルデザイン賞を受賞した作品です。
2007年から始まったこのコンペは、信州に数多くある地域資源の活用につながるデザイン提案を募集し選考するもので、テーマに沿って信州の魅力を具体化したモノ(商品やサービス)を提案する「デザイン提案部門」と、情報化して発信する「デザインPR部門」の2つがあります。2013年は「信州の癒し」をテーマに、デザイン提案部門に応募しました。


私はデザインをするとき、まずはテーマとなる言葉をもとに、連想する具体的な物や雰囲気、相反するイメージなどを思いつくままにどんどんメモしていきます。
「信州」からは緑、自然、山、きれいな水、りんご…。
「癒し」からは優しい、自然、睡眠、温泉、傷…傷を癒やす?…傷を癒やすもの!?…絆創膏!!
いつもは悩みに悩む私ですが、めずらしくすぐにビビビとくるキーワードが!
さらに信州らしさを感じる要素を加えるとしたら、連想する言葉は「自然」。
自然は人の心も癒やしてくれるし、信州といえば豊かな自然のイメージ。
そこで、身近な自然、葉っぱをモチーフにしようと考え、“葉っぱの絆創膏”のアイディアが生まれました。

コンペの選考結果(長野県デザイン振興協会より)

商品化へ向けて

賞をいただいて早9年。
実際にいつか作れたらと思っていましたが、この度誕生したこのチームで、商品化を目指すことを決めました。
一人では難しい…と思っていたところ、同期Sが一緒にやろうと声をかけてくれ、まずは社内で検討するための企画書を作ることに。
とはいえ企画書をつくるのは初めての私たち…(汗)
こんな時は、検索、検索!
みなさまの情報に助けられながら、二人でパスし合いながら、なんとかカタチになってきました。
そして、そもそもこんな形状の絆創膏を作ってくれる会社はあるのか??
と、こちらも検索、検索!
何とか特殊な型抜き絆創膏を製造している会社を1社発見しました!
企画書に予算を記載するため、見積もりを依頼。
しかし、ご担当の方も困惑するようなデザインのため、「現実的ではない」とのご意見が。
けれど親身になってさまざまなご提案をしてくださり、難しいけれど、実現可能な方法もあるということを確認でき、少し光が見えてきました。
金額はともかく(汗)、自分たちの理想を伝えながら見積もりをもらい、企画書が完成しました。

これから

ひとまず、企画書は完成!
商品化を目指して、少しずつ歩みを進めていきたいと思います。
またこちらのサイトでご報告していきますので、ぜひのぞいてみてくださいね!

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