ガラス瓶の中のいのちを愛でる
松本支社のライターK.H.です。
2年ほど前から自宅で「ボトルアクアリウム」を楽しんでいます。
ガラス瓶などの小さな容器の中で、水草や小魚を育てるものです。
ろ過装置不要、大がかりな掃除の手間がかからず、重さも気にならないので置き場所が自由なのもいい。
息子が大学進学で出ていった寂しさを紛らわすために、何かお世話するものが欲しいと思っていたところ、ボトルアクアリウムの存在を知り、いろいろと調べた上で決意して始めました。
最初は、必要な材料と水草・生き物まで全部入りのセットを入手。
数日で「これは水草生育用の専用照明が要る!」と気付いて、急きょホームセンターで追加購入し
パソコンデスクの上棚に小さなアクアリウムが完成しました。
光合成をしてプクプクと泡を出す水草の間を、くるくる泳ぎ回るお魚。
石やガラスに取りついて、のそのそと動き回る貝。
底のサンドをかき回しながら歩いていたかと思ったら、ピュッと跳び上がって器用に泳ぐエビ。
小さなボトルの中に、たくさんのいのちの営みがあります。
もっと光が当たるガラス瓶に替えたり、冬場の夜のために発泡スチロールで保温カバーを自作したりと
手間をかけることも楽しいもの。
小さくても癒しをくれる世界です。



